気付いたら9月ももう終わる頃で、またつまらない大学生活が始まるのかと考えてたら吐き気がしたりしなかったり。大学生最初の夏休みははたして充実していたのか。8月の終わりに乃木坂のライブのために東京に行った。ライブ自体は凄く良かった。とても、上から目線だけど。1年前から憧れてたからそれなりに感動した。


それよりも東京の空気は他のどこにもないものだと実感した。熊本からとりあえず出たいと思って、運良く大阪の大学に行くことができたが、三ヶ月も暮らしていたら憧れていたのはここじゃないと思うようになった。田舎者からしてみれば大阪も東京も都会だし、たいして変わらないと思っていたけど、東京のあの空気は異質感満載で、かなり刺激的で、おまけに新鮮だった。ここが、日本の中心なんだと考えると常にワクワクすることができたし、よくテレビとかで東京は独りに優しい街だとかなんとか言ってるの見るけど、たしかにそんな気がした、東京という街のほんの一部、テレビで見て取れるようなことくらい、にしか触れてないけどほんとにそんな気がした。8/30の夜には歌舞伎町で友達と酒呑んで、都会に酔っていたのと重なって梅酒ロックで一瞬で酔いが回った。そっからはよく覚えていないけど、日本の中心の東京の中心っぽい気がする新宿のど真ん中で思いっきり嘔吐してやったあの優越感だけは一生忘れないだろうな。そのあとは電車の中で床に寝そべっていたらしい。友達の家に帰ってからは号泣した、キリンジのDrifterを聞きながら。キリンジなんてバンドは最近知った、けど、時すでに遅しみたいな感じ。堀込兄弟二人揃った新しい音楽は聞くことができないから。こういうのって最近多い。フジファブリックもうそう。知った時は志村さんはもうこの世にいなくて、なんとも言えない感情になった。『人生損してる』っていう言葉を思いっきり突きつけられるし、身にしみて感じられる。キリンジについてはまた今度色々書きたい。


8月末以来東京への憧れが日に日に強くなってなくもないけど、大阪でもうちょっと頑張らないといけないってことになってるから、多少は頑張ってみようと思う。